捕食者なき世界
今年読んだ本の中で
一番衝撃的で 面白かった本
かも知れない
- 作者: ウィリアムソウルゼンバーグ,William Stolzenburg,野中香方子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/15
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 147回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
地球の生物の多様性は
たとえば草食動物を食べる
大型肉食獣の存在によって
実は 守られているという説に
行きつくまでの 科学者たちの
涙ぐましいまでの努力と
研究をまとめた本
公園としての機能を果たしていなかった
イエローストーン国立公園に
70年前に 人間が撲滅した
野生のオオカミを再び投入した結果
公園の植物、森林が再生
「科学の祝祭」と呼ばれた成功例
猛烈な反発を喰らい
頓挫したものの
アメリカの大地に
ゾウやライオンを投入しようとした
「アメリカ再野生化プロジェクト」
などなど
350ページの分厚い本だけど
ページをめくるのが
楽しみで仕方がなかった
そんな本
興味のある人は ぜひ
僕は もう一度
最初から読もうと思う