またしても僕は

夢の中で アレックスが暴れていた


寝る前に 「時計じかけのオレンジ」を
読んだからだ



ライブは2週間後に迫り


我々 ザ・ヒューマンズは
最終局面を迎えている


出来れば


ライブ以外の事を
あまり考えたくはないが


そうはさせてくれない この季節


今日も 電話やら 郵便やら





「そろそろ保険の更新でございます」


「そろそろ車検が切れる頃でございます」


「確定申告の季節でございます」


「お荷物が38個届いております」


連邦捜査局の者でございます」



などなど・・・




またしても僕は


知っている人が誰もいない 
どっか南の島で


ぼんやりと過ごしている自分の姿を
5秒間だけ想像した