旅の本
話によると
太陽というのはいづれ
内部の水素が燃え尽きて
100倍ほどの大きさに膨れ上がってしまうのだとか
そうなると われわれが住む地球は
海が干上がり 大地は溶け
とても生物の住める星ではなくなるそうだ
まぁ ざっと20億年後の話ですが・・・
国際研究チームの発表によれば
環境破壊による年間被害額を
金額に換算すると 715兆円にものぼり
これは世界のGDP総額の13%に相当するそうだ
こんなニュースを聞くと
20億年という時を待たずしても
地球という星を 人類は自らの手によって
滅ぼしてしまうんだろーな
なんて思う
発展という名のもとに 自然を破壊する
人間って 本当に愚かな生き物なんだな
と 思う反面
僕は そんな愚かな人間が造った
人工的な街や建物に 強く惹かれる
完璧な自然には 今のところ
あまり興味が無い
人の手が入り
ちょっと歪んだ 人工的な都市
僕の大好きな ニューヨークや東京も
空から見ればたぶん レゴブロックみたいで
異様な風景なんだろう
今度はどこへ行こうかな と
もうそんな事を想いながら
旅の匂いのする 本棚を眺めてる
やっぱり都市が良い
愚かな人間が造った ちょっと歪んだ街が良いと思う。