願わくはじいちゃんとホッピーを

久しぶりに映画館へ行った


ムーミンの国の映画



カウリスマキです


好きだったなー レニングラードカウボーイズ



僕が2歳の頃に死んだじいちゃんは
博打打で詐欺師で 財産をつぶし
さんざん家族に迷惑をかけまくったそうだが
人望は厚く 人に愛されていたらしい


もしかしたら 
この映画の主人公のようなじじい だったのかもしれない


だとしたら オヤジの苦労が思いやられる


「一代飛ぶ」というのは
博打打だったっけ 酒飲みだったっけ・・・


帰りに寄った串カツ屋で一人 そんなことを考えながら


袖を通さず 着物を肩にひょいと引っかけ
爪楊枝をくわえて 丁半博打の賭場へと向かう


昭和という時代を 目一杯破天荒に生きたであろう男と


出来ることなら 願いが叶うなら
2人で ゆっくり飲んでみたいなーと思った


その時は別に 孫をペテンにかけなくても
ホッピーぐらいは 奢らせてもらうよ じいちゃん