俺と河童のブルース

今年で 生誕100年だそうです






伝説のデルタブルースマン
ロバートジョンソン


ソンなのかスンなのかは
どちらでもよいと思うが


マツジュン クボジュンのように
ロバジョンと略しては 絶対にいけないと思う





27年の生涯で後世に残したのは
たったの29曲


1936年 ホテルの一室で行われたレコーディングでは
何故か 壁に向かってギターを弾いたんだとか


それは ギターテクニックを絶対に 
人に見せまいとする為のものだったという説も
残されている


ちょっと「嫌な奴」 だったのかなって気もする


友達も 少なそうだし



しかし 女性には バリバリにもてたそうだ
もっとも それが災いして毒殺されてしまうのだけれど




そしてロバートジョンソンにまつわる伝説と言えば
有名なクロスロード伝説


十字路で 悪魔に魂を売って
あの驚異的なギターテクニックを手に入れた
という 有名な話


生きていれば 今年で100歳を迎える人の話だから
どこからどこまでが真実なのかは 当然分からない


教会音楽のゴスペルに対し
悪魔の音楽と呼ばれたブルースにまつわる伝説は
だからこそ 面白い


しかし 悪魔に魂を売り渡したってところが
いかにも
ヴードゥー崇拝も色濃くあったであろう
戦前のアメリカ南部っぽい


これを日本に置き換えると
例えば 河童や天狗 あたりになるのだろうか




だからもし 僕らのライブで
僕のギターがある日 驚異的に上手くなっていたら
それは


あいつとうとう 河童に尻子玉抜かれたんだなって
思ってください